学生がお金を借りるには、下の条件を満たしていればOKです。
これだけです。以下、詳しく説明します。
まず、プロミス・アコム・SMBCモビットなどの大手の消費者金融は、すべて「学生融資OK」となっています。そのため、これらで申し込んでおけば、とりあえず間違いありません。
アイフルやノーローンでも、もちろんOKです。もっと小さい規模の貸金業者でも、大体は学生融資に対応しています。
銀行カードローンでも楽天銀行など大体はOKなのですが「学生キャッシング不可」という銀行もあります。
これらはすべて学生借入はできないようになっています。ということで、銀行カードローンで借りたい場合は、これらは避けるようにしてください。
三菱東京UFJ銀行を利用している人は多いですが、三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」の場合、学生の借り入れは親権者の同意書必須という条件です。つまり、必ず親バレします。
これは専業主婦の借り入れの「配偶者の同意書」でも言えることですが、勝手に同意書を偽造してはいけませんからね。「親に内緒」ということ自体はそれほど罪にはなりませんが、「カードローン会社や銀行を騙す」というのは、立派な犯罪の一部です。
罪状でいうなら文書偽造罪になりますが、これは刑法154条~161条で制定されているものです。ということで、三菱東京UFJ銀行のように「親権者の同意書必須」の銀行キャッシングで借りる場合(消費者金融でもですが)絶対に、同意書を偽造することは、しないようにしてください。
学生の限度額は、初めてのキャッシングの場合、大体10万円から始まります。学生だけではなく、アルバイト・フリーターの方なども、月収がかなり多い人でなければ、大体この金額(10万円)から始まるものです。
10万円というのは、銀行カードローンやキャッシング業者にとって、お試しのようなものなんですね。試しに10万円融資してみて、遅れずに返済してくれるかどうか、チェックするわけです。
10万円だったら、多少遅延・延滞してでも完済する人がほとんどでしょう。こんな小銭のために踏み倒しや債務整理などの前科を作りたい…という人はいないですからね。
そのため、10万円は「ほぼ確実に返って来る」とわかっていますし、仮に戻ってこなくても、カードローン会社や銀行にとって、全然痛い金額ではありません。だから、初回のキャッシングでは、信用度が高い人でなければ「10万円」という小さい極度額がつくことが多いのです。
最大については、特に上限がありません。その学生が、たとえば起業などをして相当稼いでいる人であれば、100万円くらい借りられることもあるでしょう(もちろん、大人で同じ年収がある人ほどは、信用されませんが)。r
金額については、最高値は何とも断言できません。ただ、大体の目安としては、信用を積み重ねた人で30万円。かなり稼いでいる若年層でも50万円と考えてください。
(実際、30万円までは、私もある学生専用ローンで借りていたので確かです)
実際に学生時代に学生専用ローンを利用していた体験談からいうと、学生専用ローンはおすすめできません。理由は、
大手のように、コンビニ・銀行のATMで借入・返済できない
ということです。以下、詳しく補足します。
実は、学生専用キャッシングといっても、金利が安くなるわけではありません。アコム・プロミス・アイフルなどの大手の消費者金融と、金利はまったく同じです。
「実質年率18%」という数字ですね。これは法定金利の上限なので、大手でも中小でも、すべてこの金利でやっているんです。これ以下の金利にすると、経営が成り立たないですからね。
新幹線のチケットなどは「学割」がありますが、カードローンの場合は学割はないのです。大人と同じように、完全に普通の利率で借りることになるので、この点は意識してください。
たとえばクラブなどで学生割引の料金があるのは、「集客」のためです。若い客層が集まっている所は、何となく雰囲気が明るくなるので、それでより上の年齢層のお客さんも増え、トータルで売上がプラスになる…ということなんですね。
(特に女子学生が多いと盛り上がるのは、言うまでもないでしょう)
というのが「学割」の意味なのです。別に学生のためにボランティアしているわけではありません。そして、消費者金融や銀行キャッシングの場合、こういう「集客」が関係ないんですね。誰が借りているかなんて、お金を借りる人は気にしないし、他のお客さん目当てで借りるような人も、いるわけがないからです。
ということで、貸金業の世界には「学割」という発想がないわけです。だから学生専用キャッシングの金利が大手の消費者金融と同じ、というのは至極当然のことなんですね。
以上、学生専用ローンの注意点も含めて、学生がお金を借りる条件を書きました。冒頭にも書いた通り、20才以上でないと借り入れ不可なので、18才・19才などの未成年・10代の方は不可です。この点も忘れないで下さい。
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