キャッシング審査に落ちた時、理由を知りたいと思う人は多いでしょう。しかし、当然カードローン会社やオペレーターさんに聞いてもわかりません。ここでは、キャッシング審査に落ちた理由の参考になる情報をまとめます。
まず、キャッシング審査の結果を決めるのは「クレジットスコア」という数値です。これはその人の信用度を数値化したもの。
…などの情報を総合的に審査し、それで算出した信用度を点数化するのです。たとえば「勤続年数5年…プラス15点」というように、です。
そして、その点数によって「60点…融資可能」「59点…借り入れ不可」というように、機械的に振り落とすんですね。
特に審査結果に大きな影響を与える申込項目…。これは下の3つです。
申し込みの時に記入する情報の中では、これらが一番重要です。三種の神器と言えるかも知れません。
そして、自分で記入する申込項目ではありませんが「個人信用情報」も最重要。これが「ラスボス」とも言える存在です。
個人信用情報とは「その人のすべての借入・返済の履歴」です。
…というように、ありとあらゆる借金に関する返済・借入の記録が、この「個人信用情報」というデータの中に保管されているのです。
これは仕事でいうなら「実績」に当たるのですが、一般生活の感覚で考えても、これが一番重要というのは納得が行くでしょう。
職業や年収も確かに重要な申込項目です。しかし、これらは「返済できそう」という推測に過ぎません。しかし、これに対して個人信用情報は「実際に返済した」という「確固たる実績」なのです。
ということで、カードローン業者・銀行が借入・返済の実績を何より重視するというのは、当然のことなんですね。それで個人信用情報がキャッシング審査でも一番のウェイトを占めているのです。
個人信用情報ほどではありませんが、職業・属性・肩書も当然審査結果を大きく左右します。やはり統計的に返済不能になりにくい職業・属性というものは存在するからです。
当然ですが、一番有利なのは公務員それ以降は、下のような順番になっています。
という風です。フリーター・アルバイト・パートについては、みんな同じレベルです(3つ並べると長くなるので、こうしました。強いて言うなら、シフトが多いだろうフリーターの人の方が、やや上になります)
また、勤務先の企業規模で分けると、下のようになります。
という風です。基本的に営業年数の長い会社に勤務している場合、審査で有利になります。そういう会社はそう簡単に倒産しないので、その申し込み者も会社が潰れて路頭に迷う…という可能性が低くなるからです。
有名企業が優遇されるのは当然です。そういう会社に入るような難しい入社試験をパスした人だったら、借金返済のプレッシャーにも簡単に耐えられるだろう、と推測できるからです(そもそも、年収も高いですしね)。
キャッシング初心者の人は、自宅情報の重要性をあまり知らないでしょう。
…という内容です。これらがどういうデータだとキャッシング審査で有利になるのか、一部を解説します。
まず、同居家族は多ければ多いほど、審査に申し込みやすくなります。家族が多いということは、下のようなメリットがあるからです。
ということです。また、家族と同居していると家賃の支払いの負担が必然的に小さくなります。家賃の負担が小さいということは、当然月々の返済もしやすいということ。そういう理由でも、カードローン審査に申し込みやすくなるのです。
居住形態とは、簡単に言うと「持ち家・賃貸・社宅」などです。要は借りているか自分の持ち家かということです。当然持ち家の方が有利です。
「建物種別」との違いですが、こちらは「一軒家・マンション・アパート」などの違いです。アパート・マンションは震災などで壊れてしまうことがあるので、壊れても土地が残る「一軒家」の方が有利になります。
というように、住んでいる自宅の建物も審査に影響するわけですね。ただ、この影響度はそれほどでもありません。やはり「収入・職業・勤続年数・借入状況」などの基本的な申込項目の方が大事だと考えてください。
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