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SMBCモビットにおまとめローン（計画返済支援のための融資）は、ありません。仮にSMBCモビットで借り入れを返済計画を再編するとしたら、下のような条件になります。

• 借入総額が小さく、年収が大きい
• SMBCモビットで借りられる残りの金額で、返済計画を再編できる

ということです。詳しく説明しましょう。

SMBCモビットで返済計画の再編をできるケース

具体例をあげると、下のようになります。

• 年収が900万円ある
• 300万円まで、キャッシングできる
• 現時点で、150万円、複数の業者から借りている
• SMBCモビットからあと、150万円借りられる
• 今の150万円を、SMBCモビットの残り枠で返済計画を再編する

もっと金額を小さくすると、下のようになります。

• 年収300万円
• 100万円まで借りられる
• 現時点で50万円の多重債務
• SMBCモビットであと50万円借入可能
• SMBCモビットで50万円をまとめる

ということです。「金額が小さすぎる」というのがわかるでしょう。おまとめローン（計画返済支援のための融資）なしで、貸金業法第13条の2第2項の規定の対象の消費者金融を使って返済計画を再編すると、こうなるのです。

貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外（例外・除外含む）のおまとめローン（計画返済支援のための融資）だと、どうなる？

これが、プロミス・アコム・アイフルなどの「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外（例外・除外含む）のおまとめローン（計画返済支援のための融資）」だったら、下のようになります。

• 年収300万円
• 現時点で100万円の多重債務
• アイフルから100万円、追加で借りる
• この100万円で、多重債務を全部返済（潰す）
• 残りの借り入れは、アイフルの100万円だけ

…という風です。これが本来の「おまとめローン（計画返済支援のための融資）」なんですね。「現時点の多重債務と同額を借りて、一気に全部潰す」というのがおまとめローン（計画返済支援のための融資）なのです。

で、それだけ大量に借りるには、当然「貸金業法第13条の2第2項の規定が邪魔」なのです。「年収の3分の1」で、それだけ大量に借りられる人はいないですからね。

そのため、おまとめローン（計画返済支援のための融資）というのは「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外（例外・除外含む）」でなくては行けないのです。プロミス・アコム・アイフル・ノーローンなどが提供するおまとめローン（計画返済支援のための融資）に「貸金業法に基づく」と書かれているのは、そういう意味です。

「貸金業法によって、貸金業法第13条の2第2項の規定をオーバーすることが許可されています」ということですね。SMBCモビットはそれがないので、返済計画の再編は基本的にできないし、できても相当特殊なケースだけなのです（ほとんど、わざとやるようなケースです）。

SMBCモビット以外の消費者金融なら、おまとめローン（計画返済支援のための融資）がある

大手の消費者金融でおまとめローン（計画返済支援のための融資）（借入先変更のための融資）がないのは、SMBCモビットだけです。あとは皆あります。一覧にすると、下の通りです。

という風です。スペックも書いていくと、それぞれの借入限度額は下の通りです。

そして、金利（実質年率）は下の通りです。

このうち、一番いいのは「アイフル・プロミス」です。

• 150万円以下…アイフル
• 150万円以上…プロミス

というように、多重債務の総額によって、低金利な方が変わります。ここにないアコム・ノーローンについては、借入金額が大きい時も小さい時も、どちらもナンバーワンではないので、特に借りる意味はありません。（特にノーローンは明らかに高いので）

アイフルは上限金利が安いので、おまとめ総額が小さい時はおすすめですが、逆に大きい時には非常に高金利なので、おすすめできません。その場合は、プロミスの審査に落ちたら、アコムで借りた方がいいです。

（プロミスもアコムも落ちたら、ノーローンで借りましょう）

おまとめローン（計画返済支援のための融資）は最短即日借り入れできる？

おまとめローン（計画返済支援のための融資）は最短即日キャッシングできない…と思っている人も多いでしょう。しかし、実は消費者金融のおまとめローン（計画返済支援のための融資）は最短即日融資にも対応しています（というより、最短当日融資が普通です）。

ただ、「対面審査・契約が必要」という条件があります。

• 来店審査
• 無人契約機・自動契約機

などで審査か契約をしなければいけない、ということですね。

• アコム…店舗・自動契約機・郵送
• プロミス…店舗・無人契約機
• アイフル…ネット申込みのみ→契約は来店か郵送

ということです。アイフルが少々ややこしいですが「審査完了した後、契約手続きが必要」ということですね。その契約は、来店か郵送でするということです。

そして、最短即日借り入れしたい時には郵送では間に合わないので、来店するということです。別に最短即日キャッシングしたい場合でなくても、郵送だと10日は待たされるので、店舗窓口に行った方がいいでしょう。

というように、「顔が見える審査が必須」という条件があり、少々普通より厳しいですが、とりあえず最短当日キャッシング自体は問題なくできます。

以上、SMBCモビットにはおまとめローン（計画返済支援のための融資）はありませんが、他の消費者金融ではこのように返済計画の再編のためのおまとめローン（計画返済支援のための融資）・借入先変更のための融資があります。ぜひ活用してみてください。