Fマネーカードの審査では、勤務先への在籍確認が必須です。回避する方法はないので「在籍確認されたくない」という人は、SMBCモビット・プロミスなど、堂々と回避できる業者で申し込みした方がいいでしょう。
ただ、Fマネーカードでも他のキャッシング業者でも「在籍確認によって職場の同僚にキャッシングがバレる」ということはありません。もしこれが理由で「職場への電話連絡のないカードローン会社を探している」という人がいたら、それは不要な心配なので、安心してください。
基本的に在籍確認でキャッシングがバレることはないのですが、ごくまれにバレることもあります。その原因をいくつか列挙しましょう。
というような原因です。以下、詳しく説明します。
これは一番多い原因の1つです(多いといっても、仮にバレるとしたらですが)。
日本人は借金が悪いことと考えているので、あまり表立って話すことはありませんが、実はかなり借金をしています。日本貸金業協会がまとめたレポートでは、キャッシングをしている人で一番割合が多いのは、なんと「年収700万円~1000万円」なのです。
明らかに高収入に属する世帯ですし、人数も少ないのに、これらの年収の人々が、一番多くの割合を占めているんですね(もちろん、金額ではなく人数での調査です)。
というレベルの人でも借金しているくらいなので、日本人はかなりキャッシングをしているのです。そのため、「たまたま職場の同僚がキャッシングの経験者で、借金がバレる」ということはあります。ただ、確率的にはかなり低いので安心してください。
昔ながらの方法というのは「氏名・生年月日・住所」などを電話口で聞くというもの。これをやられると、職場の電話でこんなことを回答しているのは不自然なので、キャッシングを疑われます。
このやり方は長年不評だったので、今では大手業者はもうやっていません。しかし、中小業者だと審査に慎重になるあまり、まだやっているところがあるようです。
これも一番多い原因の1つです。詐欺などの犯罪でもそうですが「おどおどしているとバレる」という鉄則があるのです。堂々としていると、何でもばれない(というより誰も興味を持たない)んですね。
先に書いたように、日本人のかなりの人数が借金をしています。「自分だけがしている」と思うと、恥ずかしくなって在籍確認もより緊張してしまいますが、自分だけではないと思えば、もっと堂々としていられるでしょう。
電話によっては「かけてきた相手の番号」が出ます。在籍確認の電話の後、職場の同僚がこの番号にかけ直ししたらどうなるのか―。
これによってキャッシングがバレるリスクはあるので、消費者金融や銀行カードローンは、この時の名乗り方にも工夫しています。以下、それぞれのキャッシング会社がどう名乗るかの一覧です(銀行はみんな銀行名を答えるので、省略します)。
という風です。たとえばアイフルの「AIセンター」、アコムの「ACサービスセンター」などは、かなりわかりにくくていいと思います。プロミスの「SMBCコンシューマーファイナンス」については、プロミスの知名度自体が高いので、もう知っている人も職場の同僚でも多いかも知れません。
SMBCモビットはそのままですね。ただ、SMBCモビット・プロミスについては在籍確認の回避をする方法があるので、それを利用すればそもそも電話自体なしにできます。
レイクとノーローンは、ともに新生銀行グループですが、これが一番いい方法でしょう。ノーローンの発信専用は少々「疑わしい」と勤務先の人が思うかも知れません。しかし、レイクの「話し中で繋がらない」は、ごく自然なのでいい手です。
すべてのカードローン業者がこれになったら、一番安全でいいと思うのですが、現時点ではなかなかそのシステムは整備できないようです。
中小業者の場合は申し込み者が少ないので、見出しのような方法もあります。
ということです。新生銀行カードローン レイクが採用しているやり方とも似ていますが、これだったら「社員の携帯電話」ということで、簡単に、どんな小さい会社でも採用できる方法です。
代わりに、アコム・プロミスなどの大規模な業者でこれをやるのは無理でしょう。一日の在籍確認の件数が膨大ですから、その度に電源を切る携帯電話が大量に生まれてしまいます。
レイクがどういう仕組み「常時話し中」を実現しているのかはわかりませんが、大手のカードローン会社では、基本的にこの方法は難しいのでしょう。
何はともあれ、職場の同僚によってかけ直しされた場合も、キャッシングがバレないように最大限の配慮を、どの業者・銀行もしてくれています。といことで、万が一かけ直しされてしまった場合も、特に問題ないと安心してください。
以上、Fマネーカードの在籍確認については「必須」以外の情報はありませんが、在籍確認全般については、このような知識を持っておくと、役立つかと思います。
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