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消費者金融?銀行カードローン?派遣社員・契約社員のキャッシング審査

消費者金融?銀行カードローン?派遣社員・契約社員のキャッシング審査

派遣社員・契約社員でも、キャッシング審査は通ります。消費者金融でも銀行カードローンでもOKです。借り入れ自体は簡単なのですが、まず考えるべきことがあります(それは後半に書きます)。

まずは、契約社員や派遣社員でも、問題なくカードローン審査に通る、ということをまとめます。

アルバイト・パートでも通る

現代のキャッシングで、「アルバイト・パート」を断っているものは、大手ではゼロです。消費者金融でも銀行カードローンでも、大手で「アルバイト・フリーター・パートは融資不可」というものは、ありません。

アルバイト・パートの人でも借りられるのだから、派遣社員・契約社員の人が借りられるのは、当然です。という風に、この時点でもう結論は出ているのですが、もう少し続けます。

以前は派遣社員が不利なこともあった

確かに、以前は派遣社員がキャッシング審査に通らない時代もありました。90年代などですね。しかしこれは、

  • 「派遣社員」という属性自体が、一般的ではなかった
  • 「正社員・終身雇用」が当たり前の時代だった
  • カードローン会社も景気が良く、融資する相手を選べた

ということです。しかし、今はこれがこう変わっています。

  • 派遣社員は一般的になった
  • もう、終身雇用は崩壊した
  • カードローン会社も、融資する相手を選べなくなった

ということです。一言でいうと、

  • 日本人の働き方が流動化した
  • 全体的に貧乏になった
  • 貸金業は、以前よりも「お金のない人に貸す」仕事になった

ということです。最後については「昔からそうでしょ?」と思うかも知れません。違います。実は、90年代以前と現代では、貸金業は決定的に違うのです。

90年代までは「贅沢のため」に借りていた

90年代までは「贅沢な生活のため」にお金を借りる人がたくさんいました。これは、ダイヤモンド・オンラインの記事で、NHK取材班の小池幸太郎さんという方が、83年の取材を振り返って、こう書かれています。(要約)↓

http://diamond.jp/articles/-/10233?page=6

  • 当時は「ダイヤの指輪が欲しい」とか、
  • 「競馬・パチンコにハマった」とか、
  • 贅沢な暮らしへのあこがれで、借りる人が多かった

しかし、現代は「生活費のため」という、切実な理由でお金を借りる人が増えた、ということです。これを小池氏は、

  • 『経済成長・インフレ』から、
  • 『低成長・デフレ』の借金に変わった

と表現されています。この指摘通り、カードローンやクレジットカードという商売は、今は「以前よりもさらに、経済的に苦しい人のためのビジネス」になっているのです。

ということで、派遣社員や契約社員はもちろん、フリーター・アルバイト・パートなどの非正規雇用の人も、「融資対象から外すことはできない」jんですね。外したら「もう融資する相手がいない」という状態になりつつあるのです。

…ということで、キャッシング審査で「派遣社員・契約社員は不利」などということはまったくないんですね。確かに正社員・公務員よりは多少不利でしょう。しかし「借りられない」というほど不利ではないのです。

(せいぜい、少々限度額が小さくなるくらいです)

そして、このように流動化し、日本人全体が貧しくなっている時代では、お金のことに敏感になる必要があります。私は南アフリカで生活しながら痛感していますが「日本人=金持ち」という時代は、もう終わったのです。

ということで、キャッシングする時にも、本質的なことを考えなくてはいけません。ほとんど「人生全体と向き合う」のに近いことですが、以下そういう内容を書きます。

キャッシングする前に考えるべきこと

契約社員・派遣社員の方に限りませんが、カードローン審査に申し込む前に、下のようなことを考えるべきです。

  • そのお金は「絶対」に必要か
  • 絶対なら、「いつまで」に必要か
  • 「いくら」必要か

「当たり前のことを言うな」と思われるかも知れませんが、これは「ものすごく大事」なのです。これを考えなかったために、

  • 大手の消費者金融で借りる
  • 街金で借りる
  • クレジットカードの現金化などをする
  • ヤミ金で借りる

…という風に落ちていった人が、たくさんいます。ヤミ金の後の最悪の結末は「自己破産」ではありません。

  • 最底辺の風俗店での強制労働
  • 山奥の産廃処分場での、ほぼ奴隷労働

などです。最初に上に書いた本質的なことを考えないと、人はここまで落ちる危険性がある、ということをよく知ってください。

(『闇金ウシジマくん』などを読むとわかりますが、地獄に落ちた人たちも、「最初は普通の人」だったのです)

生活費なのか、浪費なのか

まず、最初の分かれ目は、そのお金は、「絶対に必要な生活費」なのか「浪費」なのか、ということです。私に言わせれば「友達の結婚式に出る」などは浪費です。

本当の友達だったら、お金がない時は「ない」と言えるはずです。それで関係が変わったりはしないはずです。関係が変わる時点で、それは友達ではなかったのです。

ということで、こういう「浪費」の類でお金を借りるのは辞めましょう。もしこれを読んで腹が立ったら、間違いなくその結婚式を挙げる友達は「本当の友達」ではないはずです。

(もし本当の友達だったら、腹が立ったりはしないはずだからです)

で、こういう「不必要な用事」ではなく、「生活のために絶対必要なお金」を借りる人もいます。借りざるを得ない人です。

これは仕方ありません。ただ、この時は、消費者金融などで借りつつも、下のことを考えてください。

生活のための借金をする場合、考えること

考えることは、下の通りです。

  • 借入超過だったら、債務整理や自己破産をする
  • 生活福祉資金などの、国の融資を受ける
  • 失業中の場合、職業訓練受講給付金をもらう
  • 年金生活者の場合、年金担保貸付制度を利用する
  • 母子家庭なら、母子福祉資金を利用する

…ということです。要は、

  • 国の融資制度を活用する
  • 潔く、自己破産などを検討する

ということです。自己破産や債務整理というと暗いイメージがあるかも知れませんが、特にデメリットはありません。特に自己破産は「こんなに簡単でいいのか」というくらいです。

(事実、これを悪用するハイテクヤクザもいます)

というように、キャッシングから逃れる方法は、キャッシングよりも国の融資や債務整理などの方が遥かに合理的なので、むやみにお金を借りるのではなく、これらの法的な解決策を、最初に検討してください。

そうすることで、悲惨なカードローン地獄に落ちることを防げます。

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