最短即日融資と最短即日審査は違います。違いをまとめると、
ということです。以下、詳しく解説します。
そもそも「最短即日審査」だけだったら、どんなに審査が遅い業者・銀行でもできます。「受け付けた」時点から、もう審査は始まっているわけですから。これも立派な「最短即日審査」です。
つまり「最短即日審査」だけだったら意味がないんですね。「最短即日融資」まで言って初めて「その日中に借入可能」となるわけです。
その点、大手の消費者金融はどこでも当日中に借りられるので、「最短即日審査」だけでなく「最短即日融資」にバッチリ対応しています。ただ、当然ですが夜中に申し込みされても、当日中に審査することはできません。
大手の消費者金融で最短当日審査を申し込む場合、それぞれ下の時間までに審査を開始(申し込み)する必要があります。
この締切時間について、詳しく解説します。
上に書いた時間の一覧は「この時間までに申し込めば間に合う」というもの。それぞれ、締切時間はさらに1時間長くなっています。プロミスなら22時、ノーローンなら17時…という風ですね。
消費者金融の審査は「最短30分」なので、1時間前に申し込みすれば、かなりの確率で最短当日借入できるということです。絶対ではありませんが、上に書いた一覧の時間であれば、申し込めば最短即日借り入れできるでしょう。
逆に言えば、たとえば「SMBCモビットなら21時まで最短即日借り入れOK」というのは、間違いです。21時まで「最短即日審査」しているだけであり、最短即日借り入れするなら、「1時間前の20時」までに申し込みしないといけません。
というように「締切時間」の定義が人により、サイトにより曖昧なので、この点はよく注意してください。
銀行カードローンでも、最短即日融資はどこでもできます。ただ、消費者金融よりも時間の締め切りが早くなっています。ほとんどの銀行は「午前中」の申し込みが必要で、さらに「その銀行の口座がないとダメ」ということが多いです。
その点、消費者金融のように最短即日借り入れがしやすいのは、下の3つの銀行です。
特に早いのは新生銀行カードローン レイク。消費者金融と同じ最短30分という時間で、土曜日・日曜日・祝日でも平日でも21時まで最短当日審査を受け付けています(20時までに申し込みすれば間に合います)。
その次に最短当日借入しやすいのは三井住友銀行。やはり21時まで最短即日審査しているので、申し込みを20時までにすればOKです。三菱東京UFJ銀行は時間が少々短くなり、下のようになっています。
これらの時間に申し込みすれば、三菱東京UFJ銀行はかなりの確率で最短即日借り入れできます。(受付時間自体は、それぞれ1時間長くなっています。平日…20時までという風ですね)。
銀行カードローンの最短当日借入と消費者金融の大きな違いは「土曜日・日曜日・祝日に借りられるかどうか」です。消費者金融は土曜日・日曜日・祝日でもまったく影響がないのですが、銀行キャッシングはかなり厳しくなります。
たとえば楽天銀行スーパーローン(カードローン)。平日だったら「楽天銀行の口座なしでも最短即日借り入れOK」ですが、土曜日・日曜日・祝日だと「楽天銀行の口座が必須」という条件になります。
オリックス銀行カードローンも同じで、平日はオリックス銀行の口座なしでもいいのですが、土曜日・日曜日・祝日はオリックス銀行かジャパンネット銀行のいずれかの口座が必要です。
というように「普段は他の銀行口座でも最短即日振込みできる」という銀行キャッシングでも、土曜日・日曜日・祝日はできないことが多いのです。この点、特に土日にお金を借りたい場合、消費者金融で申し込みした方がいい、と言えるでしょう。
以上、最短即日審査と最短即日融資の違いについて書きました。「審査はしてもらえても、融資してもらえるとは限らない」「確実に当日中に審査完了する時間に申し込む」ということを、理解していただけたらと思います。
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