ろうきんカードローンのメリット・長所は、下の通りです。
ということです。それぞれ詳しく説明します。
ろうきんカードローンの金利は、利用者の属性によって変わります。下の一覧の通りです。
労働組合に加入していれば、この一番上の「3.875%~7.075%」で借りることができます。この上限金利の「約7%」というのは、銀行カードローンの平均の上限金利「約14%」の、ちょうど半分です。
普通のキャッシングでは上限金利が適用されますから、「ろうきんカードローンは、銀行の半分の金利で借りられる」ということなんですね。
(上限金利というのは、100万円未満の借り入れで適用される金利です)
銀行カードローンはもともとかなりの低金利なのですが、それよりさらに半分で借り入れできる―。低利子でお金を借りたいという人にとって、ろうきんカードローンは極めて魅力的な、メリットの多い選択肢でしょう。
また、ろうきんカードローンは「未成年・10代でもキャッシングできる」という大きなメリットがあります。
プロミス・アコムなどの大手の消費者金融や、銀行カードローンはすべて「未成年・10代はキャッシング不可」というルールで運営しています。未成年の場合「契約取り消し権」というものがあり、借金をいつでも帳消しにできるのです。
借りる時に親権者の同意がなかった場合、という条件つきですが、大抵はないのです「未成年は借金を踏み倒しし放題」ということなんですね。
そういう理由で、SMBCモビット・プロミスなどの消費者金融や、三菱東京UFJ銀行などの銀行カードローン、すべてが「10代は融資不可」としています。しかし、ろうきんカードローンなら18才・19才でも借り入れできるのです。
これは、労働金庫の本来の目的が「労働者同士で助け合う」ということだからです。労働金庫の組織形態も「非営利組織」ですし、銀行や消費者金融のような「営利企業」でなないんですね。
(銀行の組織形態は、「株式会社」です)
で、非営利組織で「労働者同士の助け合い」を目的としている労働金庫は、「特に困っている勤労者」を助ける必要があるわけです。18才や19才で働いている若い労働者というのは、当然大人よりもお金に困ることが多いでしょう。
年収自体も少ないですし、貯金もないですし、何かとお金の不安が多いはずです。そういう人にこそ融資すべき、というのがろうきんカードローンなんですね。
ということで、未成年・10代の人がお金を借りたい場合、むしろSMBCモビット・アコムなどの消費者金融より、楽天銀行などの銀行カードローンよりも、ろうきんカードローンの方がいいのです。
(どっちがおすすめ、という問題ではなく、消費者金融・銀行カードローンの場合、10代では借り入れ不可なわけですから)
借入種別というのは「どんな種類の借り入れ先からキャッシングしているか」というデータです。借入種別ごとの評価を、カンタンに一覧にすると、下のようになります。
という風です。あくまで大雑把な評価ですが、クレジットスコアの世界では、このように借入種別の評価が分かれています。
上の一覧を見ると、「審査が厳しい借り入れ先ほど、評価が高くなる」ということがわかります。たとえば消費者金融とクレジット会社の金利は、それほど変わりません(キャッシング枠の場合)。
しかし、クレジット会社の方が「審査に数週間かかる」という、厄介なハードルがあります。それを超えているという点で、「消費者金融で借りている人より、クレジット会社で借りている人の方が、信用できる」と、業者・銀行は判断するんですね。
そして、労働金庫は下のような条件があるため、銀行カードローンなどよりも、かなり審査が厳しくなるのです。
ということです。特に勤続1年以上という条件は、一度でも仕事を辞めると、かなり難しくなります。再びろうきんカードローンで申し込めるようになるまで、新しい仕事で1年我慢しなければいけないわけです。
という理由で、「ろうきんカードローンで借りている」というのは、「良好な借入種別」として、クレジットスコアが上がるんですね。このように「クレジットヒストリーを良い状態に保てる」という点でも、労働金庫で借りるメリットは大きいです。
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