アルバイト・フリーターでも利用可能なカードローン―。これは「全部」です。
ということです。
多くの人が勘違いしていますが、キャッシング審査でフリーター・アルバイトというのは、それほど敬遠されている職業・属性ではありません。確かにOL・会社員よりは多少不利ですが、それでも「お金を借りる」だけなら十分できます。
借入限度額が多少小さくなることはありますが、大抵の人はそれほど大きい金額を必要としていないでしょう。ということで、特に大きな問題はないんですね。
カードローン審査で通るかどうかは、フリーター・アルバイトの人でなくても、基本的に「総合条件」で決まります。つまり、年収や職業など「何か一つの基準で決まる」のではなく「全体的に信用できるか」という基準で判断する…ということですね。
これは恋愛や人材の採用でも何でも同じでしょう。何か一つの基準だけで人を判断するというのは、かなり特殊なケースのはずです。大抵の場合、人間が人間をジャッジする時は「ある程度総合的」に判断しているのです。
ということで、キャッシング審査でも「アルバイト・フリーター」というような「職業・属性」だけを見るのではなく「あくまで全体」で判断するんですね。
たとえば下のような条件があれば、フリーター・アルバイトの人でも、問題なく借入審査に通ることが可能です。
…というような条件です。クレジットヒストリーというのは「これまでのすべての借金の履歴」です。たくさん借りて、遅れずに返済しているほど高く評価されます。
「この人は、実際にこれだけ返済できる実力がある人だ」と、カードローン業者が判断するということですね。逆に返済トラブルが記録されていたら、「この申し込み者は信用できない」ということで、いわゆるブラックリスト扱いとなります。
…というように、クレジットヒストリーは諸刃の剣なのですが、これ次第で、フリーター・アルバイトの人でも、かなりキャッシング審査に申し込みやすくなるといことです。
自宅情報はあくまで補助的なものですが、下のような条件で有利になります。
…というような条件です。フリーター・アルバイトということで「自分名義の持ち家」ということはないでしょうが、映画『フリーター、家を買う』のようなケースもあるので、「自分名義の持ち家です」というすごいフリーターの方もいるでしょう。
何にせよ、上のような条件を満たせば満たすほど、キャッシング審査・クレジット審査で有利になっていきます。ただ、自宅情報はあくまで補佐的な条件であり、一番重要なのは勤務先情報・借入状況ということは意識してください。
みずほ銀行やイオン銀行など、大手の銀行カードローンの場合「アルバイト・パート・フリーターはダメ」ということは、まったくありません。しかし、地方銀行のカードローンの場合、たまに「不可」ということもあります。
たとえば下のような地方銀行のキャッシングの場合、フリーター・アルバイト・パートなどの非正規雇用の人は、不可となっています。
名古屋銀行は、文字通り愛知県の名古屋市にある地方銀行です。ここのフリーローン「ざ・フリー」の場合、アルバイト・パート・フリーター・学生・専業主婦はすべてNGとなっています。
会社員・OL・公務員など、あくまで「きっちり就職している人」のためのカードローンということですね。名古屋銀行は地方銀行の中でも「第二地方銀行」に分類される規模ですが、「第二」だと、普通の地方銀行より、「アルバイト・パート不可」のケースが多くなります。
十六銀行は岐阜県の地方銀行です。ここのカードローン「With」も、アルバイト・パート・フリーターの借り入れは不可となっています。
…というように、地方銀行の場合はフリーター・アルバイトなどの非正規雇用の人は借りられないこともたまにあります。しかし、大部分はOKなので、普段利用している地方銀行がある人は、一度借りられるかどうかチェックしてみてください。
(もちろん、大手は最初からOKとわかっているわけなので、普通に大手銀行のカードローンで申し込んだ方がいい気もしますが)
以上、アルバイト・フリーターでも借入可能な消費者金融や銀行カードローンについてまとめました。何度か書いた通り「アルバイト・フリーターだから審査に落ちる」ということはないので、この点は安心して下さい。
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