都市銀行というのは、下の5つの銀行のことです。
最後の「埼玉りそな銀行」は除外されることもありますが、「みずほ銀行~りそな銀行」の4つについては、固定です。ここでは、これら都市銀行のカードローンについて説明します。
都市銀行のカードローンというのも、要するに「普通の銀行カードローン」のことです。ということで「都市銀行だから特別」ということは何もないのですが、上の4つの銀行のカードローンの比較として、まとめていきます。
それぞれの長所を簡単に書くと、下の通りです。
…という風です。「申し込みやすい」の条件は、
…というような条件です。そして、都市銀行の中ではりそな銀行のみ「口座がなければ最短当日借入できない」「口座の当日開設はできない」という条件なので、ここでは「借りにくい」としています。
(みずほ銀行は口座が必要ですが、最短即日開設できます。開設してから当日中にカードローンの申し込みもする…という風ですね)
以上、簡単ではありますが、都市銀行のカードローンの比較をしました。それぞれの詳しい説明は、当サイト内の各記事を読んでください。ここではりそな銀行のカードローンについて、詳しく説明していきます。
りそな銀行には2種類のカードローンがあります。
の2種類です。名前でわかると思いますが、
となっています。具体的な基準や内容も書くと、
という風になっています。ほとんどの人が借りるのはクイックカードローンの方でしょう。ここではクイックカードローンについて詳しく説明します。
クイックカードローンの内容をまとめると、下のようになります。
…という内容です。最短即日の口座開設ができないので、もともとりそな銀行の口座を持っている人限定ですね。
ということで、りそな銀行を使っていない人にとっては使えませんが、すでに口座がある人にとっては、非常に便利です。最短即日借り入れができて、しかも12.475%という低金利ですから。
この「12.475%」という上限金利は、他の大手の銀行カードローンより断然安いです。実際、大手の銀行カードローンで上限金利を安い方から並べると、下のようになります。
…というように、一番安いソニー銀行・イオン銀行でも「13.8%」ということで、ほぼ14%なんですね。それより1%安いりそな銀行が、いかに低金利かわかるでしょう。
「上限金利」の意味がわからない人もいるかも知れませんが、これは「普通のキャッシングの時、適用される金利」です。「100万円以下の借り入れですね。
ということで、キャッシングの金利は常に上限金利で比較するべきなのですが、その上限金利で、りそな銀行はこれだけ安いということです。
都市銀行の定義・意味は、下のようになっています。
…という2条件を満たすのが、都市銀行とされます。みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・りそな銀行・三井住友銀行は、確かにこれを満たしています。
しかし埼玉りそな銀行はこれを満たしていません。拠点が埼玉なので「大都市に本拠地」というのは満たしていますが、全国展開はしていないのです。
逆に、あおぞら銀行・新生銀行などは上の条件を満たしているのに、「都市銀行」とは呼ばれません。この点でも「都市銀行という定義は、もう形骸化している」と指摘されます。
実際、埼玉りそな銀行が今でも「都市銀行」と呼ばれるのは、前身の「埼玉銀行」の流れを継いでいるからです。埼玉銀行が「都市銀行」とされていたので、その名残ということですね。
何にしても、現代ではあまり都市銀行という名前の意味はありません。「メガバンク+りそな銀行」くらいに考えておいていただくといいでしょう。
以上、都市銀行のカードローンや、都市銀行の定義・意味などについてまとめました。多少審査が厳しくてもいいなら&りそな銀行の口座を持っているなら、りそな銀行のカードローンもなかなかのおすすめです。
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