Fマネーカードの金利は、まとめると下の通りです。
ということです。以下、解説します。
Fマネーカードの「4.4%~17.8%」という実質年率は、プロミスの金利とほぼ同じです。プロミスが「4.5%~17.8%」なので、下限金利が0.1%、Fマネーカードの方が安いだけです。
そして、プロミスとFマネーカードの下限金利というのは「500万円借りた時の金利」なので、普通のキャッシングでは全然関係ありません。その領域で0.1%しか違わないということは「プロミスと同じ」と言っていいということです。
もちろん、これは別に高金利ではありません。中小業者の消費者金融でもっと金利が高い所(最高20%など)はありますから、それと比較すると、Fマネーカードもプロミスも、十分な低金利です。
消費者金融と同じレベルということは、当然銀行キャッシングよりも金利が高いです。銀行カードローンの平均的な金利は「4.5%~14.5%」なので、特に上限金利で、Fマネーカードの方がだいぶ高いと考えてください。
しかし、これも月々の利息に直すと大した違いではありません。10万円を1ヶ月借りた場合で、
という利息になるのです。10万円を1ヶ月借りて300円しか差がないわけですから「意外と利息差が小さい」というのがわかるでしょう。
もちろん、これが蓄積されると大きいです。年間だったら3600円の違いですし、もし30万円借りていたら1万800円の違いです。50万円だったら「1万8000円」の違いです。
というように借入金額が増えれば増えるほど、Fマネーカードと銀行カードローンの利子の差は開いていくので、くれぐれも借金総額を増やさないようにしてください。
そして「短期間で全額返済する」ということを意識しましょう。短期返済する分にはFマネーカードにしてもアコム・SMBCモビット・アイフルなどの消費者金融にしても、銀行カードローンとの利息差はほとんどないのです。
キャッシングの世界には無利子期間というものがあります。たとえば、
というものですね。「180日」は新生銀行カードローン レイクのサービスで、「1週間」はノーローンのサービスです。「30日」は、アコム・プロミス・レイク・楽天銀行スーパーローン(カードローン)などがやっています。
というような無利子期間は、最近のキャッシングの世界では非常に人気がありますが、残念ながらFマネーカードでは、無利子期間はなしとなっています。この点では、実際に支払う利子総額で、無利息期間を持っているプロミス・アコムには負けると言っていいでしょう。
(計算上、どうしてもそうなるので)
ただ、アイフル・SMBCモビットなどの大手の消費者金融でも無利息期間がない業者はあります。そういう点では、Fマネーカードだけが無利子期間がないわけではなく、決してサービスが悪いとか金利が高いというわけではありません。
Fマネーカードの適用金利を安くする方法は、主に2通りです。
ということです。一つ目については、キャッシングの知識がある人にとっては当たり前かも知れません。100万円以上借りたら、どのカードローン会社でも金利が下がるのは当たり前だからです。
2つ目の「クレジットスコア」については、同じ借入金額でも信用度が高い人の方が金利が安くなります。「この人は確実に全額返済してくれるだろうから、低金利でサービスしよう」ということですね。
つまり、Fマネーカードの利用でも、ファミマTカードなど、ポケットカードが提供する関連のクレジットカードサービスを利用することで、利用実績積む→それでFマネーカードの金利を下げる…ということは可能です。
少々時間がかかりますし、利用実績を積むにはそれなりのお金も必要ですが、この方法だったら、Fマネーカードの金利をもっと安くすることができるでしょう。
以上、Fマネーカードの金利について書きました。大手の消費者金融と同じ金利ということで、独自審査の業者などのサラ金・街金よりはかなり安い金利です。ファミマTカードなどの利用実績がある人なら、消費者金融より審査に申し込みやすいので、おすすめです。
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